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京都はなぜ“学生の街”なのか? 4年間住んで感じた理由とその魅力

こんにちは!旅好きDです。

 

ここ数回、北陸・田舎育ちの自分が、

修学旅行・鈴虫寺とのご縁から京都に恋し、

大学合格して京都に住み、

バイクに目覚めていく…と

私が「旅好き」になるきっかけを

気ままに書いてきました。

 

東京・大阪・神戸など、

田舎出身の人が憧れる場所は他にもたくさんあります。

でも、大人になった今、

京都で学生生活を送れて本当に良かったと心から思っています。

住まなくても元々“都”でしたが、

住んだらまさに“都”でした。

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なので、これから大学受験を考えている人には、

ぜひとも「京都」を選択肢に入れてほしい!!

と本気で思っています。

京都はなぜ“学生の街”と呼ばれているのか?

4年間住んでみて感じたその理由と

オススメポイントをお伝えします!

大学の数が多い=受験の選択肢が多い!

京都市の人口の1割は大学生

京都が学生の街と言われる理由の1つが、

学生の数が他の都市に比べて圧倒的に多いこと。

京都市内で学ぶ学生の数は人口の約1割に相当し、

全国の大都市でもトップクラスの割合です。

それもそのはず、大学の数がとにかく多い!

 

国立(3)、公立(4)、私立(27)、短大(9)

合わせると40以上もあり、

専門学校なども入れるとさらにあります!

人口の1割…その割合が神戸・大阪・東京よりも多いと考えると、やはり相当なもの。街を歩けば学生同士のカップル、コンビニやカフェに入ればバイトする学生をたくさん見かけます。

 

40以上の大学・短大から自分に合う学校が選べる

これだけ多くの学校があると、自分の学力レベルや将来像、キャンパス内の雰囲気・設備、また授業料なども含めて選択肢が広がります。

 

私も最初は家の経済事情を考えて国公立大学じゃないと…と思っていたのですが理数系が苦手すぎるので早々に断念(汗)。でもそこは京都!私立大学も幅広いので比較的授業料のお手頃だったR大学を選んで、入る事ができました。

 

こんな風に1人1人のバックグラウンドや大学受験ストーリーがあって、全国から京都に学びにくる学生がたくさんいる…それぞれの物語が碁盤の目で毎日繰り広げられている…いろんな人に出会える…。そう考えるとワクワクしませんか??(*´ω`*)

 

学生向けのマンションや寮が多い! 

学校周辺に下宿マンションが豊富

学校の近くには下宿にピッタリの学生向けマンションが多くあります。1人暮らしに最適なサイズの部屋でお手頃な家賃設定。ロフトのあるお部屋や女子向けのオートロック付きマンションも人気です。

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学校の近くに…と書きましたが、市内にたくさんの大学が点在しているわけで、その近くとなると

 

ほぼ全域に学生マンションがありますw 

大学同様に選択肢が多いw

 

私は京都市上京区 千本今出川近くのマンションに4年間住みましたが、大家さんも同じビルに住んでいて、とても感じのいい方でした!お商売もされていたので店先で顔を合わせるたびに学生生活はどない?とお話して下さったり。親元を離れている田舎者にとっては、何気ない会話も嬉しかったりします。

 

でも、今の若い子は……どうなんでしょう??

あんまり親しくない人に

プライベートなこと聞かれるのいらん、

て思うんですかね??(;・∀・)

合わせて読みたい

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京都名物?安心・安全の学生寮

そして、学生寮も多いのが京都ならでは!

京都大学、同志社大学、京都女子大学をはじめ、いくつかの大学に設けられています。

寮費も1万円~3万円程度でマンションよりもお手頃。食事つきのところもありますし、勉強に集中したいという方にも向いていると思います。外出時間の制限や寮独自の決まりなどもありますが、ある程度管理されているという面で安心感がありますね。

 

現在はコロナ感染防止対策のため1部屋に入居できる人数が制限されているところもあります。各大学のホームページから寮についての詳細や募集要項も見られますので、ぜひチェックしてみて下さい!

 

ちなみに…京都大学の有名な「吉田寮」。

1913年に建てられた、築100年を超える歴史ある学生寄宿舎。

京都にいる間に、一度は見ておきたい!と

こっそり遠くから眺めたことがありますw

 

 

歴史を感じました…

 

 

そこだけ時が止まっているかのような…

でも間違いなくその時代の現役大学生が生活している…

不思議な場所です。

こういった場所があるのもまた

古いものと新しいものが共存している街らしいなと思います。

※吉田寮の情報はこちら→京都大学吉田寮公式サイト (yoshidaryo.org)

 

 

学生を受け入れる雰囲気がある

“学生さん”と親しみを込めて接してくれる風土

これだけ学生が多い街では、地元の方々の受け入れ態勢も「神」レベル!みなさん学生に対して温かく接してくれます。まるで 京都以外の場所から来ている学生さんも含めて京都なんですよ、といわんばかりに受け入れ姿勢が柔軟です。

 

そうそう!!

京都の皆さんは学生のことを

「学生さん」と言います。

 

“さん”をつけてくれるんです(*´ω`*) 

 

居酒屋やラーメン店、昔からある喫茶店など、どんなお店に行っても「学生さんやね?」と温かく迎え入れてくれます。

お店ごとに、学生割引があったり特典がついたり、「学生さん」に対していろんなサービスを実施しています。もちろん商売をする上で「学生さん」がいてこそ売り上げが膨らむこともあるので手厚く対応するという面もあるのでしょうが、お互いがいい気分でいられるのなら、これはWinWinの関係!

 

大学ごとに、周辺に行きつけの店や名物店があって、大人になってから振り返ると「あの店で〇〇良く食べたよね~」「飲み会であの店いつも使ってたよね~」と思い出に残っているんですよね。ああー、アラフォーになって思い出しても懐かしい!( *´艸`)

 

市内の他大学との交流も盛ん

さらに

・他大学の授業が受けられるプログラムがある

・サークルなどで大学同士の交流が盛ん

これらも魅力の1つ。京都市の大学全体で学びと学生生活を充実させていこうという姿勢が感じられます。自分の希望する大学に入学できなくとも、お目当ての大学と関われる可能性があるのも面白いですよね。

 

人も大学全体も…

街ぐるみで学生を応援してくれる雰囲気。

これも大きなポイント です!

 

 

京都の街 全体が魅力的!

そして何といっても、

街そのものが魅力的!!

世界遺産にも登録されている有名な神社仏閣がたくさん!!

金閣・銀閣・清水寺・龍安寺・仁和寺・平安神宮・伏見稲荷大社・東寺…

これらは一部ですが、京都に住んでいるといつでも行くことができます。

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私は地元の友達や親が遊びにくるたび、

リクエストされた名所に行きました。

清水寺4回、龍安寺3回、金閣・銀閣それぞれ1回、東本願寺2回…

行く場所は同じでも季節が違い、行く人が違うと見え方もまた変わるのが面白いんです。名の知れないお寺でも思わぬ発見があったり。これも学びにつながったりするんですよね。

 

また、京都市内には鴨川や桂川などの大きな河川が流れ、神社の敷地内には樹々の緑がそよめく…家やビルが立ち並ぶ都会ではあるものの、自然が身近に感じられ癒されます。

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それに加えて 

春は桜・葵祭、

夏は川床・祇園祭・五山の送り火、

秋は紅葉・時代祭、

冬は神社仏閣の雪化粧…。

四季を感じる伝統行事や景観が楽しめるのも趣深いですよね。

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街の散策も楽しく、

町家を改装したカフェや味のある書店、

オシャレな雑貨店やパン屋さんの数も多い!

(京都市は神戸市と並んでパンの消費量も指折り)

何時代からあるの?というお寺のすぐ横に

面白いくらいに新しいお店があったりするのがユニーク!

 

時代を先どって新しいものを取り入れる柔軟さと、古き良き伝統や文化を大事にしていく姿勢を併せ持つ…本当にステキなところだなと思います。

 

まとめ

京都には大学の数が多く、

それを受け入れる地元の方や街の雰囲気と

四季を感じる自然・神社仏閣・伝統文化がある。

 

学びの時間もプライベートも充実する環境が整っている。

これこそ京都が「学生の街」とよばれる理由と言えるのではないでしょうか?

 

 

これから先、1人でも多く魅力的な京都で楽しい学生生活を送ってくれると嬉しいです!

 

 

ちなみに…私が京都で大学生活を送るきっかけとなったのは、修学旅行で訪れた「鈴虫寺」と京都の街に強く惹かれたことです。出会いは突然やってくるものですね!

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最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

ではまた!