20年前の北海道ツーリング。
バイク初心者女子2人は、
舞鶴港から新日本海フェリーに乗船しました。
1日目はこちら ↓
【2日目】2001/8/5 新日本海フェリー(舞鶴→小樽)
当時、私たちが舞鶴から乗ったのは
「らいらっく」というフェリーでしたが
現在、小樽へは「はまなす」や
「あかしあ」が出航しています。
一方「らいらっく」は福井・敦賀から新潟と秋田を経由し、
北海道・苫小牧を行き来するルートのようですね。
お部屋のタイプもさまざま!プライバシー重視派は個室を
スイートルーム、デラックスツイン、和室など
さまざまなタイプの船室がありますが、
ま~当時はお金のない大学生。
「2等客室」という大部屋の一択です!笑
10人くらいが寝られるスペースがあります。
現在は「ツーリストJ」というお部屋のようです。
これこれー(*'▽')!!
カーペット敷きで毛布と枕があります。
1人ずつの仕切りはないので、
波が高くなるとゴロゴロ~っと
横にしてたペットボトルが転がるという 笑
フェリーの料金ですが、
当時は大人1人乗船+バイク積載で
2万円くらいだったような…。
バイクの大きさ、出発日時にもよりますが
現在は3万円~4万円ほどのようです。
以下、ツーリング日記より
フェリーの部屋は意外と狭かった、というか小さかった。
Mちゃんのとなりにいたおばちゃんは旭川出身の人で、すごくいい人!
北海道のオススメの場所もおしえてくれた。
ごろ寝…できるかなーと思ったけど、疲れてたからすぐ寝た!
朝日を見ようと張り切って起きてデッキに行ったら寒いー!
さむすぎる~
パーカーを着ても震えるくらいだった。
日の出は空がやんわり明るくなる感じ。
大部屋ならではの交流で
旭川のおばちゃんの他にも
いろいろな方とお話する機会がありました。
こういうのも「旅」の醍醐味ですね!
初めてのバイク旅で張り切っていた分
ごろ寝でもソッコー寝てた様子 笑
ただ、プライバシーはない状態なので
余裕がある方には、
カーテンのついたベッド個室などを選び
ゆっくり眠ることをオススメします(*´ω`*)
そして、早朝デッキの寒いこと寒いこと…
私は荷物を少なくするためパーカーのみでしたが
寒さと風をしのげるウィンドブレーカーを忘れずに!
広い海と空。その全体が明るくなっていく朝焼け。
とてもキレイでした!
長距離フェリー オススメの過ごし方
当時は丸1日フェリーだったので
覚悟はしていましたが、やっぱり長かったー!
私たちの過ごし方は…
- 部屋やロビーなど船内で地図を見て旅の計画を立てる
- デッキに出て海を眺める&タイタニックごっこ(他にもいたよ!w)
- 船内をくまなく探検(小学生レベル?w)
- お風呂に2~3回入る
- お菓子や軽食を食べる
でした 笑
食べて寝てデッキ出て…っていうのを
繰り返してましたね 笑
(左が私、右がMちゃん 2人とも謎のポーズ 笑)
船内には、ゲームコーナーやDVDシアター
マッサージチェア、子供の遊びスペース
レストランや土産物店もあり充実しています!
ただ、フェリーに乗っている間は
港に近い場所や一部の区域以外、
基本的には圏外なのでスマホが使えません。
そこで、オススメなのが
- 読書(好きな本を数冊)
- 動画鑑賞(スマホにダウンロードしておく)
- 音楽鑑賞(イヤホン必須!)
- 旅行計画を立てる
などです。とにかく の~んびりしましょう!
当時は電話とメールがメインの
いわゆる「ガラケー」だったため
そこまで深く考えなかったのですが、
「スマホ」が使えないとなると
ブログも見れない、SNSも使えない、
調べものもできないんですよね。
でも、現代人こそ
そういう時間がたまには必要なのかも!
クジラに遭遇&半端ない一体感のカラオケ大会
そんな電波の届かない世界、
フェリーだからこそ心に残っている
嬉しいこと・楽しいことも!( *´艸`)
クジラが現れた!
これは私の思い込みですが、
クジラは温かい海にしかいないイメージだったので
まさか日本海で見られると思っていなくて
見つけたときは大声あげましたよ 笑
クジラ、ほんとにいるんや!って。
あれには感動しました…。
海を眺めていると何か現れるかも!?
ただ、潮風を浴びまくるため
髪がバッサバサになるので注意を( ;∀;)
女子は特に、トリートメント必携です!笑
50人程のカラオケ大会で盛り上がった!
カラオケは、今のコロナ禍だと厳しいですが
当時は北海道に向かう(戻る)たくさんの人たちで
歌合戦状態!
歌が上手い人がたくさんいて大盛り上がり!
年齢・性別・職業など関係なく
旅気分もあいまって
謎の?一体感に包まれていました 笑
フェリーに持っていくと良いもの
私たちは普段着で過ごしていたので
何てことはないのですが、
ごっつい革ジャン&ブーツの
ザ・ライダーです!っていう身なりだと
長時間は窮屈ですよね。なので
*そこそこキレイ目のリラックスできる服
*サンダルなど気軽にはける靴
があると快適だと思います。
大きなフェリーなので揺れは少なめですが
海が荒れた場合や天候次第では
波が高くなる可能性もあります。
船酔いが心配な方、気圧の変化に敏感な方は
酔い止め薬や頭痛薬があると安心ですね('◇')!
また、船内には自動販売機もレストランもありますが
何度も利用すると費用もかさむので
*スティックタイプの飲み物やインスタント食
*日持ちするパンやカロリーメイトなど保存食
*お菓子いろいろ♪
を持ち込むと安心です。
私たちは全部それで過ごしました 笑
ええ。お金ないですから 笑
カラオケの熱気冷めやらぬまま、デッキから夕日を眺めます。
こんな、金曜ロードショーのオープニング(えらい前やな)
みたいな写真も撮れますw
朝日も夕日も遮るものなく眺められる贅沢。
Mちゃん「なんか大人になった気するよね~」
旅好きD「ねー!Mちゃん、親にはツーリング行くって言った?」
Mちゃん「いやー言ったらいろいろうるさいから、ゆってないよ!」
旅好きD「え…!」
若い時のあるあるですかね 笑
旅人たちのいろんな思いを乗せたフェリーは
日本海を北へ進みます。
明日の早朝、船はいよいよ北海道へ!
ではまた!