ツーリングに出かける時、
最も気になるもの、それが
お金(費用)です!!
極力、お金をかけずに楽しみたいですよね。
何にお金を使って、どこを削れば
無理なく旅を満喫できるか。
全国47都道府県をバイクで走り、宿泊込みで1日の平均費用を5000円に収めた経験から辿りついた節約方法をまとめました!
メリハリをつけて使い方を工夫すれば、
安心・安全・快適なツーリングになります!
費用を少しでも浮かせて
たくさんツーリングに行きましょう(*´▽`*)♪
ツーリングにかかる費用と概算
まずは、ツーリングにかかる
主な費用を見てみましょう。
宿泊あり、ロングツーリングの想定です。
- ガソリン代
- 宿泊代
- 高速代・フェリー代・通行料
- 飲食代
- レジャー費
- 洗濯代・入浴料
おおおっ……
改めて書いてみると、なんやかんやで
お金がかかるのがわかりますね…。
1日平均5000円で旅した私ですが
思い起こせば起こすほど
やはり節約はしていたなと 笑
①のガソリン代は、走る分だけ必要なので
削るのは現実的ではありません。
ツーリングでは、信号のない道を走るなど
普段の街乗りより燃費が良くなるので
想定より少なく済む可能性もあります(*'ω'*)
②の宿泊代は、選択次第で節約可能!
ツーリングで泊まる場所は、おもに5つ。
- キャンプ場
- ライダーハウス
- ユースホステル
- ビジネスホテル
- 旅館・民宿
下に行くほど料金が高くなりますが
そのぶん快適度も上がります。
安心・安全面も大事ですし
どれを選ぶかで大きく費用が変わるので
楽しみながら選びたいですね(*'ω'*)
宿選びについてはこちらの記事に
詳しく書いていますのでご覧下さい。
例として1日300キロを走るツーリングで
必ずかかる費用をざっと計算してみました。
(※バイクの燃費は1ℓ=30kmで計算)
《日帰りの場合》
①ガソリン代 1500~2000円
③飲食代 1000~2000円
合計 2500~4000円
※高速代・レジャー費は別途必要
《宿泊ありの場合》
①ガソリン代 1500~2000円
②宿泊代 1000~6000円
③飲食代 1500~3000円
⑥洗濯・入浴料 500~1000円
合計 4500~12000円
※高速代・レジャー費は別途必要
宿泊ありのツーリングでは
どう頑張っても、最低4500円はかかる計算。
自由に使うと7000円~8000円、それ以上も!
長期間のツーリングであれば
5000円~6500円が節約ラインだと思います。
今回は ③高速代 ④飲食代 ⑤レジャー費
この3つに焦点を当てて
節約方法をお伝えします。
高速代・フェリー代の節約方法
バイクの高速代は自動車に比べて割安。
ですが、積み重なると痛い出費です…。
使うかどうかはルートと日数によりますが
節約を考えるとできるだけ控えたいもの。
ではどうするか?答えは簡単です!!
とにかく下道を使います 笑
国道・都道府県道…下道は楽しい!
私はツーリングで高速道路を使ったことは
1度もありません!笑
これは私のポリシーもありますが
節約できるのはもちろん、
下道が圧倒的に楽しいからです。
高速道路は、信号もなく走りやすい反面
単調になりがちですし、
その土地の雰囲気を感じにくいです。
一方、下道は国道あり都道府県道あり…
住宅街、都心部、丘陵地、峠、山中…
ありとあらゆる場所で
土地の空気感や地域色を感じられます。
たとえば…
山口県では面白い光景に出会いました。
なんと、ガードレールの色が…
オレンジなんです!!
ビックリしました!!笑
これは、昭和38年の山口国体開催時に何か特色のあるものでおもてなしをしようと、一部県道のガードレールを特産の「夏みかん」の色にしたため、なんだそうです。面白いですよね!一般的な白いガードレール以外は珍しいので、新鮮な気持ちで眺めて走りを楽しみました。
こんな風に、急に面白い風景を見つけたり
意外な場所にお花畑が広がっていたり
本当に国道?と思うほど狭い道があったり
そんな偶然の出会いこそが、
下道を走る醍醐味だと思います。
どうしても必要な高速代とフェリー代
ただ、例外として高速を使う事もあります。
高速道路や有料道路を使わないと
目的地にたどり着けない場合です。
広島と愛媛をつなぐ、しまなみ海道。
九州と本州を行き来する、関門橋。
離島や長距離移動に使う、フェリー。
上記は一例ですが、目的地に行くために
必要な移動にかかる通行費と高速代のみ
私は使いました。
関門橋は数百円ですが、
フェリーなどはそこそこいい値段…(;・∀・)
でも、普段を下道オンリーにしている分
こういう有料道路やフェリーを利用すると
お金を払った分の絶景も楽しめるので
納得がいきます 笑(単純ですね)
関門海峡にかかる橋をわたった時。
ものの数分ですが、本当に興奮した!笑
大声でウオー!って叫んでましたよ 笑
いま、九州と本州の境目にいる!
わー!福岡県に入ったー!
これが関門海峡かー!と。笑
地元の人にとっては日常で行き来する場所も
旅する私たちには非日常の極みだったりする。
これは有料道路でも下道でも味わえる
旅の面白さですよね。
飲食代はメリハリが大事!
何をどれだけ食べるか、食べないか。
これが、かなり費用に影響してきます。
うまくメリハリをつけて節約しちゃいましょう!
1日3食 食べなくてもいい
普段 1日3食 必ず食べる私ですが
バイクに乗る時はあまり動かないから?
そこまで食べなくても平気だったりします。
(カロリー消費してるようでしてない 笑)
3食のうち、朝を抜いても平気!なのか
昼は走りに集中したいから無しで!なのか
夜は寝るだけなのでビールのみ!なのか
できる範囲で食事回数を減らすと節約できます。
ちょっとしたダイエットにもなるかも 笑
コンビニやスーパーで安く済ませる
3食から2食にするとしても
その2食がどちらも「飲食店」となると
そこそこ値段が張ります。
そこで、ぜひ利用したいのが
コンビニやスーパーです。
コンビニは、どこにでもありますよね。
北海道の小さな村や人の少ない町にも
ステキなコンビニ「セイコーマート」の
明かりがともるほど。
セイコーマートについてはこちらの記事で
熱く語っております 笑
宿で朝ごはんや夕食をつけると
600~1500円くらいしますが
コンビニで飲み物とパンにすれば
300~500円で済みます。
オススメは、夕方、宿や目的地についてから
周辺のスーパーへ行って食材調達すること!
「夕方」というのがポイントです(・ω・)
割引・半額のお総菜や弁当を夕食に、
菓子パンも値引きされているので
朝食としてゲットしておく。
(賞味期限は気にしない 笑)
コンビニより安くお買い物ができ
地域によって品揃えが違うので
土地柄を知る意味でも、オススメです!
宿泊ありのツーリングで重宝したのが、スティックタイプの飲み物です。個包装で持ち運びに便利&お湯を注ぐだけでできる手軽さで、朝食代わりに1杯、夜のくつろぎタイムに1杯…と良く飲んでいました。
自販機やコンビニで買うより節約できますし、カフェオレ・ミルクティー・ほうじ茶オレなど色んな味があるので、数種類持って行くと飽きずに楽しめますよ(*´ω`*)
名水や道の駅を利用して水分補給
長旅になると、飲み物代もかさみます。
休憩の度に買っていたら大変…。
それならタダで飲み物を調達しよう!
と私が良く利用していたのが以下の2つです。
名水百選
全国にはおいしいお水が湧き出る
名水が至る所にあります。
200か所もあるんですね!
この全てではありませんが
無料でお水を汲むことができるので
よく利用していました。
マイボトルに入れて有難く頂きます(*´ω`*)
道の駅
休憩スペースやフードコートの一角に
無料のお茶があるのをご存知でしょうか?
ボタンを押すと一定量出てくるアレです!笑
お茶・お水があるので、休憩時にオススメです。
ご当地名物グルメは、思いっきり食べよう!
ここまで、いかにお金をかけないか!
ということに特化してきましたが
そう、全ては
ご当地グルメを
食べるため!( `ー´)ノ
だって、せっかくのツーリング旅、
その土地ならではの美味しいもの
出来るだけ食べたいじゃーないですか!
節約した食費、高速代、宿泊代を
グルメに還元しよう!というわけです(真剣)
私もいろいろたべました(*´q`*)
★北海道の「勝手丼(海鮮)」
★岩手「わんこそば」
★山梨「ほうとう」
★愛知「味噌煮込みうどん」
★福井「おろしそば」
★広島「広島焼」
★島根「出雲そば」
★山口「瓦そば」
★福岡「とんこつラーメン」
★沖縄「ソーキそば」
…って麺類ばっかり!!笑笑
これに加えて昼食代わりに
ご当地ソフトやジェラートを食べたり…
いいものを食べると満足度がUPしますね!
どれも美味しかった、だけではなくて
思い出に残っているのが「食」の魅力!
かけるところに、お金かけましょ♪
レジャーはどこまで楽しむ?
バイクで純粋に「走り」を楽しむなら
レジャー費は、人によっては
全くいらない予算かもしれません。
バイクを降りて、ロープウェイにのったり
遊覧船でクルージングしたり
現地ガイドつきのツアーに参加したり。
レジャー費は一番個人差があると思います。
私の場合、思い切って楽しんだレジャーが
3つあります。いずれも北海道です!
①釧路湿原でカヌー(3000円)
②十勝平野で気球(2000円)
③ニセコでラフティング(5000円)
全部足して1万円!笑
でも、本当にやってよかったと思います!
めちゃくちゃ楽しかった( *´艸`)!!
どれも日常ではなかなか体験できないので
予算のバランスを見て挑戦してみるのも
アリ!です。
内容により時間はかかるので、
移動距離なども考えましょう!('◇')
節約方法まとめ
ここまでお話してきた
高速代、飲食代、レジャー費以外に
洗濯代と入浴料も必要です。
洗濯は、3~4日に1回で十分!
コインランドリーで数百円。
ツーリングに持っていく服は
できる限り厳選しましょう。
服装のポイントはこちらの記事にまとめました。
入浴は、銭湯ならワンコインですし
日帰り湯でも1000円以内。
宿によってはかかりません。
旅で何を優先・重視するのか
1人1人 違うと思います。
- 温泉や秘湯めぐりをしたい!
- ご当地グルメを食べたい!
- とにかく短時間で長距離走りたい!
- 絶景ポイントに行きたい!
- 日本一周したい!
グルメにお金をかけるなら、高速を使わず安宿に泊まる。
東京から関東・東北を3日間でめぐるなら、高速をフルで使って食事は質素に。
日本一周を計画するなら、贅沢宿はほんの数回にしてユースやライダーハウスをうまく使ってご当地食やコンビニなど食べることにもメリハリをつける。
そこでしか食べられない、見られない、体験できないことにお金をかけられるように、バランスをみて節約してツーリングを楽しむのが一番です!
臨機応変に!
安心・安全を大切に!
上手に節約して
ステキな旅ができますように(*´ω`*)
お読みいただき、ありがとうございました。
ではまた!