こんにちは!
旅好きDです。
北海道の最北端を目指し、
ひたすら北上を続けてきた初心者女子2人。
前回はこちら ↓
ここからは南下して、
北海道ツーリングの人気地、道東エリアへと向かいます。
【8日目】2001/8/11 宗谷岬→網走→美幌 走行285km
宗谷岬近くのライダーハウスで宿泊した私たち。
2日前の雨の影響なのか…
Mちゃんのカメラがなぜか故障!(>_<)
今日からはインスタントカメラで撮影することに 笑
当時のインスタントカメラは
24枚?27枚?撮りで800円くらい。
2~3個買うと痛い出費になるため1個のみにして
厳選して写真をとることに(今までも少ないけどw)
ライダーハウスのおばあちゃんに別れを告げて
国道238号線を進みます。
国道238号線は無心で走れる快走路
稚内を起点にオホーツク海沿いの町を通り
網走までのおよそ300キロをつなぐ国道238号線。
小さな町や村が時折出てきては
またすぐに海と のどかな平原が広がります。
*猿払(さるふつ)
*浜頓別(はまとんべつ)
*雄武(おうむ)
*興部(おこっぺ)←読めない!w
*紋別(もんべつ)
*湧別(ゆうべつ)
*網走(あばしり)
道が広くてまっすぐで走りやすく、
ワインディングが好きなライダーには
少しものたりないかも??
大きな景色の変化や目立った観光地はありませんが
オホーツク海側の主要道路として
地元の方には欠かせない道です。
この日はとにかく、走りました。
長い距離を走るということにも慣れてきたぞ!
途中、サロマ湖を眺めて休憩…!
青い湖がキレイだったな~。
メットで髪の…クセが強いんじゃ~
ライダーの挨拶“ピースサイン” 意味を知るとやりたくなる!
北海道をはじめて走って驚いたこと。
その1つが、ライダー同士がすれ違う時にする挨拶
ピースサイン!
名前の通り、ピースをしあうことでお互いの旅の安全を願ったり、旅を楽しんでるよ~あなたも楽しんでね~という気持ちを表現しあうもの。ライダー特有の表現で、挨拶しあうことでバイク乗りはみんな仲間だ!みたいな感じがすごくいいんです。それまで京都市近郊でしかツーリングをしていなかった私たちは、最初にされたとき
えっ!?
ってなった。何だ今の!って 笑
でも、みんなやってる。
ライダーハウスで出会った人にそれが何かを教わったとき、ソッコー思いました。
私たちもやろ~!!(*'▽')/
最初は普通にピースをしていたのですが
遠くからでも気づいてもらえるように
手の動きが大きくなるもんです 笑
そして、ピースサインはそれぞれにやり方があって面白い!
以下、実際に私たちが受けたアクションです。チェキラ!
- 親指をたてて、いいね!風(クール!)
- 敬礼!('◇')ゞ
- バカ殿風(アイーン!)←これはウケたw
- 大きく手を挙げてバイバーイ!(^^)/
- 両足を開閉する(足でバイバイのイメージ)
- ステップに立って手を振る(すごい目立つ!)
- 会釈する(どうも~)
- こぶしを掲げる(ガッツポーズ風)
まーすごいですよ 笑
どんなバイクに乗っていても、みなさんサインをしてくれます。メットをかぶっていて顔がよく見えなくとも、ジェスチャーっていうのは心を通わせてくれますね。
北海道では、ライダーだけでなく自転車で旅をする「チャリダー」もたくさん見かけます。チャリダーの方とも何度かピースサインをかわしました。あれも、北海道というライダーチャリダーが集う場所ならではの文化なのかなと思います。恥ずかしがらず楽しくやるのがオススメです( ´∀`) もちろん安全第一でね!
▲サインをする際どうしても片手運転になってしまうので、
急カーブなど危険な場所は避ける&
雨の日に走る場合も無理をしないようにしましょう!
▲人によっては運転に集中したいなどの理由から
ピースサインをしない方もいます。
返してもらえないこともあると思っておきましょう。
網走刑務所に立ち寄るも なぜか記憶が薄い 笑
238号で網走へ到着!
網走=刑務所 と思っていた私たち(すみません)。
ええ、もちろん向かいました 笑
以下、ツーリング日記より
網走の刑務所は、一般開放されているところがほんの少しだった。なんかリアルでこわかった。彼氏にあげるライターをお土産に買った。
これだけ 笑
いやー何を見たのかも覚えていないんですね。
実際に今ホームページ見てみたんですけど、
それでも…これ見たかなぁ?っていうほど。
この時たまたま印象的な部分が見られない規制があったのか?それすら定かではないですが…記念に撮った唯一の写真がこれ。
苦しさを表現しているようですが
どう見ても、アイーンですよね 笑
この旅一番の宿で至福の時間…
初日の2等フェリー、2つのユースホステル
個性的な3か所のライダーハウス。
今日はこれまで泊まってきた宿とは違うんです!
ホテル?キャンプ?
いえいえ…
家です!!
しょーもないですね、すみません(=_=)
Mちゃんの親戚が美幌町に住んでいるので
この旅初の個人宅にお世話になることに!
女満別(めまんべつ)空港で待ち合わせてご挨拶。
先導してもらってお家についたら
あったかいお茶とお菓子…
夕食にはたっぷりのお寿司…
お風呂に入ってゆっくりと旅の話をして…
盗難の心配なくキレイな布団で眠りにつく…
なんて幸せなんだー!(≧∇≦)
乾いていなかった洗濯物を乾かしたり
荷物を全部出して一旦整理したり
間違いなくこの旅で一番寛げた夜でした。
安さも大事ですが、何事もメリハリが大事ですな 笑
【9日目】2001/8/12 美幌→知床 走行179km
翌朝も、おいしい朝ごはんで最高の目覚め。
さらに車で美幌峠まで連れていって下さいました!
快晴の美幌峠があまりにもキレイ…なのに
なんで写真がないんだ!笑
どうしてもあのビューティホーな景色を
伝えたいのでフリー写真で乗せちゃうよ!(強引)
峠のレストハウス(道の駅)では
熊笹茶入りのソフトクリームをご馳走になって…
もう、感謝してもしきれないほど
あたたかいおもてなしを頂きました。
見ていないと思いますがSさん、
本当に本当に、ありがとうございました!!
知床峠への道でハプニング シカとの遭遇
美幌を出て、国道334号線で斜里町を通って
知床方面へ向かいます。
まっすぐでずーっと先まで続いていくような道。
本当に気持ちがいい!
走っている途中、道のすぐ横に馬がいて
これは北海道っぽいな~と思い
貴重なインスタントカメラで写真撮りました 笑
このように動物との出会いも
北海道ツーリングでは、ままあります。
次の出会いは思いのほかすぐにやってきました。
知床峠に向かう道(知床横断道路)です。
いるよいるよと聞いてはいたが本当にいた!!
シカー!!
最初に見たのがこの子。
写真が遠くからで わかりづらいですが、
草をムシャムシャ食べてて可愛かった( *´艸`)
よーし、と再びバイクにまたがって出発し
ものの3分たつかたたないか、
道を横切るシカにも遭遇!
さらに、カーブで先が見えないところで
曲がったとたんに道路わきにシカがいたとき
叫びましたよ!!(゚Д゚;)
でかっ!!
バイクにのってる私たちと同じくらいの高さだった…
茶色?ベージュの大きな物体がハッと見えた時
一瞬でほんまにシカやったかわからんくて
なんやったらキリンにも見えた気がして
バックミラー見て確認したけど
やっぱりシカやった…(軽くパニック)
ここはスピードだしたらダメですね。
動物たちの住処に人間が勝手に道を作って
お邪魔させてもらっているわけですから…。
ぶつかってしまってからでは遅い。
どうか、みなさまも
知床横断道路(国道334号線)は特に安全運転で!
そんなこんなで、知床峠に到着!
夕日に染まり始めた雄大な羅臼岳を
目の前に見ることができて感動しました。
知床・羅臼はライダーに人気の場所。
この峠にもたくさんいました!
小樽や札幌からかなり距離がありますが
長くツーリングができる人にはぜひ訪れてほしいです。
ユースホステル予約…をキャンセルしてライダーハウスへ!
この日は美幌を出る時に、
知床岩尾別ユースホステルを予約。
そこに行く予定で334号線を走っている途中
たまたまライダーハウスを発見!
しかも、外壁に1泊800円と書いてある 笑
ツーリングマップルにはのっていなかったので
まさに出会ってしまった感じ 笑
訪ねてみると、空きがある!
ユースホステルにキャンセルを入れてこちらに泊まることに(*´ω`*)
写真を撮っていなかった&閉鎖されてしまっているためHPなどもないので、写真利用がどなたでもできるというサイトで見つけた写真をはってみます。
やっぱり800円だ!(;・∀・)
横に食堂があって、近場に温泉もあって
利用しやすかったです。
でも、またしても今は無き…という状態で
ライダーハウスが減っているのを再認識します。
やっぱり20年の月日って大きいですね。
美幌峠と羅臼岳 自然の雄大さを目の当たりにし
馬と鹿に出会えた喜びを胸に
安宿で眠りにつくのでした。
ん?馬と鹿…と書いて「バカ」なんですね。複雑(=_=)!
さあ明日からは、ライダーに人気の道東めぐりです!
ではまた!