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【左膝の離断性骨軟骨炎・治療記録①】小学5年生サッカー少年が突然“松葉杖生活”に《スポーツ復帰までの道のり》

普段、紅茶やお菓子に関する投稿をしている私ですが…

今回は暮らしに関する内容です。

 

 

離断性骨軟骨炎

(りだんせい

 こつなんこつえん)

 

 

サッカーが大好きな小学5年生の息子。

 

左ひざの痛みから整形外科を受診し、

レントゲン→MRI→CTまで撮って…

このスポーツ障害と診断されました。



「軟骨」の一部分に継続的な負荷(主にスポーツなどで繰り返される動作)によって血流障害が起こりヒビが入り 剥がれてしまう状態。

ひどくなると剥がれた軟骨が関節内を浮遊して関節の曲げ伸ばしがしにくくなったり引っ掛かりを感じる「関節ねずみ」と呼ばれる症状になります。

いわゆる「野球肘」と呼ばれるものが代表で

その膝バージョンということのようです。

 

 

診断されたものの、よくわからない。

症例を調べてみても圧倒的に「野球肘」ばかり。

 

膝や足首でもなることがある、とは書いているけど体験談や治療の目安など具体例は出てこない。

 

 

これは困った。

 

 

きっと同じ思いをしている人がいるはず。

そして、自分自身の気持ちも記録に残しておきたい。

 

 

ということで、この記事では同じく膝の「離断性骨軟骨炎」と診断されたお子さんをもつ親御さんに向けて、病状・通院・生活面・メンタルなど、自分と息子の体験談を綴っていきます。

 

 

息子も いま現在治療を進めている段階です。

体のことは個人差もあると思うので、どうか参考程度にご覧いただければと思います。

 

左ひざの離断性骨軟骨炎 初期症状

最初に左ひざの痛みを訴えたのは 9月の半ば。

サッカーの練習中に異変を感じ、その日は見学。そこまでの痛みではないのと、数日練習を休むとまた動けるようになったので、湿布を貼って様子を見ていました。

 

ところが、そこから2週間ほど。

 

カップ戦2試合目の途中で傷みが出始め、さすがに相当痛かったのか3試合目はアイシングをしてベンチで休み、痛みがマシになったところで4試合目に再出場しました。

 

が…この公式戦を最後に、サッカーと長期間離れることになるのです。

動くと痛い。

休むと少し回復する。

 

それが初期症状でした。

 

 

サッカー歴と これまでのケガ

息子は小学校1年生の秋からフットサルスクールに通いはじめました。と言っても、週に1~2回、しかも1時間の室内練習のみです。

 

もともと体が硬い方であまり柔軟性はなく、左足首をたびたび捻挫していました。

おそらく2年半の間に5回ほど…。

 

4年生になってからはスポーツ少年団のサッカーチームに所属して、平日2時間、土日に2時間半の練習。トレマ(練習試合)や公式戦なども増えてきました。5年生の試合にも召集されるため、土日はまるっと1日サッカーをしているような日々。

なぜか足首の捻挫はしなくなったものの、4年生の冬には腰の痛みがありMRIを受けて疲労骨折一歩手前の診断(2週間ほど休んで回復)。

5年生の夏前には、股関節が時々痛いと訴えていました。

 

ただ、ずっと痛いわけではなく

少し休んだら忘れて またサッカーに没頭。

 

今考えると この「股関節の痛み」は膝への負担につながっていたのかもしれません。

 

 

レントゲン・MRIのあと CTで診断確定

カップ戦のあと、9月下旬にいつもの整形外科を受診。レントゲンではわからなかったので念のためMRIを後日受けると…

 

「これはちょっと怪しいですね。離断性骨軟骨炎の可能性があります。」

 

そういって紹介状を書かれ、総合病院の整形外科を改めて受診することに。

この時はサッカーを休んで10日ほど経っていましたが、日に日に膝が痛くなっていき、通学で歩くのも辛くなっていました。

総合病院でCTを撮影して、

離断性骨軟骨炎と診断が確定。

10月上旬のことです。

 

はじめて聞く病名なので、詳しく説明を求めました。

  • 軟骨の一部分に何らかの負荷(主にスポーツなどで繰り返される動作)によってヒビが入り剥がれてしまう状態。
  • 明確な原因が解明されておらず、発症率は2~3%
  • 10代前半が好発年齢で、男女比はおよそ2:1
  • ケガではなく「スポーツ障害」にあたる

※社会福祉法人 済生会HPより参照

 

程度は大きく3段階に分けられます。

  • 初期…軟骨にヒビが入りかけている状態
  • 進行期…ヒビがしっかりと確認でき、軟骨の一部が剥がれてきている状態
  • 終末期…軟骨の一部が欠けて浮遊している状態

光が丘スポーツ整骨院HPより参照


週末期だと軟骨が浮遊してしまっている(いわゆる“関節ねずみ”)ので全身麻酔をして軟骨をくっつける手術になります。

 

息子のMRI画像がこちら。

赤い丸印、白い影の部分が骨片です。

進行期のちょっと末期寄り…とのこと。

手術を覚悟していると、先生が

 

「まだ10歳ですよね。成長期なので現時点で手術はせず保存療法で治癒を目指しましょう。年末までの3か月間は松葉杖をついて生活をして膝への負担を減らし、もちろん体育もサッカーも運動は一切なし。とにかく安静に過ごして下さい。」と。

 

 

3か月…

松葉杖…

 

 

手術ではないことに少し安堵しつつも

とまどいは隠せません。

 

せっかく県トレセンのメンバーに選ばれたのに…

あしたは運動会で代表リレーもあるのに…

引退が近い6年生の試合にも出る予定やのに…

 

 

色んなことが急に禁止され、さらには今まで使ったことのない松葉杖。

サッカー大好き、運動大好きな息子もさすがにショックな様子。

 

 

とはいえ、なってしまったものはしょうがない。

年内いっぱいの松葉杖生活が始まりました。

 

 

サッカーを離れ 不便な松葉杖生活

松葉杖を使っての生活、想像はしていましたがやはり大変です。

 

思うように動けない不自由さ

もともと落ち着きがなく動き回るのが生きがいみたいな息子にとっては、サッカーどころか自由に動けないこと自体がストレス。

 

それでも玄関から外は全て松葉杖を使い、家の中ではゆっくりと歩き、階段は使わず基本1階で全てを済ませます。

 

病院で借りた松葉杖には、グリップ部分や脇の下のクッション部分に包帯が巻かれていました。最初のうちはキレイだったものの使っていくうちにヨレて汚れてしまいには外れてきました(小学生男子ですからね…)。

ということで、洗濯もできるグリップカバーをつけるのがオススメです。清潔ですし滑り止めにもなります。

 

負傷した左ひざにはマジックテープで調整が可能なサポーターを装着。着けると痛みが取れる…わけではないのですが、動かしてはいけないという意識づけのため&人から見ても負傷していることがわかるので(笑)寝る時とお風呂以外はつけるように。

 

通学に時間がかかる&送迎の負担

小学校への行き来も大変です。

家から学校まではおよそ1キロ。そんなに遠くはないのですが通学路には地下道があるのと、そもそも集団登校班の皆と同じペースでは歩けない。やはり倍以上の時間が必要になります。

 

また、ランドセルを担ぐと松葉杖の脇部分にランドセルのショルダーが当たってやり辛い。いや、そもそもランドセルが重い。

さらに、松葉杖のグリップをつかんで操作しながら本バッグや書道セットなど他の手荷物を持つのが難しい…

 

 

送り迎えするしか

ないやん!(´Д`)

 

 

毎朝、車で学校へ送り(謎に妹も便乗)

帰りは曜日ごとに異なる下校時刻に合わせて

迎えに行き…(14時半~15時半頃)。

 

 

旦那は本当に数回しか協力してくれないので、ほぼ毎日私が送り迎えをしています(なんでやねん)。家と学校の往復は10分程度ですが、これが地味~に負担。

 

ちなみに私はフリーランスで働いているからこそ仕事時間を自分でコントロールして送り迎えが出来ているわけで。

正社員の方なら、どうするんでしょう。

時短勤務にする?誰かに頼む?諦める?

 

…とはいえ、私も毎日は難しいので週に1~2回は頑張って帰ってきてもらいますが、北陸住まいなので 雨や雪の日が強烈にかわいそうではあります。

 

小学校では、教室が4階(汗)。

階段の上り降りもかなり大変です。

 

でも、若いから慣れるのも早い!

10日ほどすると松葉杖とは思えないスピードで歩くようになり、階段もサクサク上っていました。妹からのチクリでたまに一段とばしや松葉杖ダッシュ(なんやそれ)など 危ない事もしていたようで…そこはさすがに注意しましたが。

 

友達付き合いや周囲の声に戸惑う事も

休み時間はいつも、友達とサッカーやドッジボール、鬼ごっこなど体を動かす遊びばかりしていた息子。もちろん、松葉杖なのでこれもできません。

 

今まで交流があまりなかった 教室でおとなしく過ごす感じの子と、クイズやなぞなぞをするようになったそうです。これは少しいい変化かな…。それでもやっぱり体を動かしに行きたい衝動が毎回あるみたいですが。

 

 

クラスの皆も“最初は”心配してくれました。

 

大丈夫?

何か手伝うよ?

いつ治る?

早くサッカーできるといいね!

 

見た目にも負傷していることがわかりやすいので、このような声かけがたくさんあったようです。ケガはイヤやけど誰かに気にかけて貰えるってやっぱり嬉しい。

 

「何か手伝ってもらったら必ずありがとうって言うんやよ。してもらえることは“当たり前”ではないんやよ。」私はいつも伝えていました。

 

 

タブレットを落として破損 息子に伝えたこと

でも、やはり時間が経つにつれて松葉杖ですら見慣れてくるものです。

 

まだケガ治らんの?遅くない?

サッカーいつできるん?

松葉杖の音で近づいてきたのわかるわ!

 

とっても素直な子どもたちの言葉。

悪気が無いのは承知です。

息子も色々いわれることには そこまで堪えてはいなかったのですが…

 

 

ある日、授業で個別のタブレットを持って理科室へ移動することに。

よく荷物を持ってくれる友達がたまたま先に行っていて、息子は自分で持って移動したそうです。

その途中でタブレットをうっかり落としてしまい、カドが欠けて壊れてしまいました…。

 

 

帰りの車内で「他の子に持ってもらうよう頼めんかったん?」と聞くと、本人はこう答えました。

 

 

今まで何人かに断られたことあるし

また同じ思いをしたくないから

自分で持っていった。

壊してごめんなさい。

 

 

そんな辛いことがあったんだ…と初めて知りショックでした。いや私以上にもちろん息子がショックでしょう。

 

「今回、自分がケガをして色んな思いをしていることを忘れんといてね。いつか誰かが困っていたらあなたはそんな冷たい態度をとることなく、その子の力になってあげてね。」と伝えました。

 

片足が使えず普段通りに動けないと 思ってもみないことが起きたりする。これがあと何か月続くのかな…と長いトンネルに入っているような毎日です。

 

サッカー練習は欠席 試合は応援

所属していたサッカーのチームにはケガの程度と長期離脱することを伝えて、練習は基本的にはお休みに。

見学すればいいかなと最初思っていたのですが、息子いわく練習を見学することほど退屈なものはないそうで(まぁ、わからんでもない)。見ていると自分がやりたくなってしまってツライのもあるそう。

 

トレマ(練習試合)は強豪や気になるチームとやる時に、公式戦&カップ戦には必ず同行してベンチに入り応援しています。

試合後コーチたちから選手に話があり、その際コーチに「試合見てどう思った?」と毎回聞かれるので息子は客観的に意見を述べています。これがなかなか的を得ているらしく(?)好評です 笑

 

でも、やっぱりフィールドに入っちゃうとこんなことしちゃうんですよね。

松葉杖で

リフティング 笑

 

めちゃくちゃ注意しましたが

嬉しそうな姿がまた何とも…笑

 

どんな形であれ、チームに関わらせて貰えて嬉しそうですし、ケガの間も気にかけてくださるコーチたちには感謝しかありません。

 

チームのみんなも 点を取るポジションである息子の復帰を待ってくれています(そう信じたい)。

 

 

…治療記録②に続きます。

続きはコチラ

 

 

この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

ではまた!