昭和生まれ・アラフォーの私は、
大人になるまで「ミルク」といえば「牛乳」でした 笑
ところが最近、牛乳コーナーを見ると
- 豆乳(ソイミルク)
- アーモンドミルク
- ココナッツミルク
- オーツミルク
- ライスミルク
- マカダミアナッツミルク
などなど…実にたくさんのミルクが並びます。
ミルク好きとしては全種類試したいものです。
中でも気になっていた「オーツミルク」。
1本400円~900円と値段はしますが、はじめて試してみるならと選んだのは、オシャレなカフェのバリスタたちが絶賛している「マイナーフィギュアズ オーツミルク」(税込み864円)です。
くすみカラーにユニークなイラストが目をひきます!
この記事では
- オーツミルクとは何?
- 植物性ミルクのメリット・デメリット
- マイナーフィギュアズ オーツミルクの特徴
- オーツミルクと紅茶の相性
について書いています。
結論「値段に納得する美味しさ」です 笑
体にも優しいオーツミルクについて、さっそく見ていきましょう!
オーツミルクとは何?
オーツミルクは「オーツ麦」という穀物に水・塩を混ぜ、濾して作る植物性ミルクです。
オーツ麦は近年ブームとなっている「オートミール」の原料でもあり、オートミールを使ってオーツミルクを手作りすることもできます(水に一晩つけてからミキサーで撹拌して濾す→お好みで少し塩を加える)。
ちなみに、オートミールにナッツやフルーツをミックスしたものが「ミューズリー」です。素材そのままの味なので好みで甘さを加えたり、アレンジがしやすいタイプ。
KALDIや一般のスーパーでも手に入る「アララ」のミューズリーは2種類のレーズン入り。食物繊維が豊富でお通じにも◎です!大容量なので毎日たっぷり食べられます。
その「ミューズリー」をハチミツなどでコーティングしたものが「グラノーラ」。
米麹を使った自然な甘みのグラノーラなら砂糖不使用でヘルシー!
気分によって味を選べると毎日どれを食べようかワクワクします♬
アールグレイは牛乳を入れるとミルクティーみたいな味になって最高!
オーツ「ミルク」という名前ですが牛乳とは異なる「植物性」というのがポイント。
「植物性ミルク」は豆類やナッツ類など植物性の食材と水から作られるミルクです。
動物性ミルクと比べてどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
植物性ミルクのメリット・デメリット
植物性ミルク全般というくくりで、メリットとデメリットを挙げてみました。
★乳アレルギーでも飲むことができる
★ヴィーガンの代替ミルクに利用できる
★牛乳よりもカロリーや脂肪分が低め
★製造過程での環境負荷が少ない
牛乳・大豆アレルギーの方、乳製品でお腹の調子が悪くなる乳糖不耐症の方、動物性食品を摂取しないヴィーガンでも楽しめますね。
我が家の子供2人はナッツアレルギーがありますが、オーツミルクはナッツ不使用。美味しいと喜んで飲んでいました!
また、牛乳を作るには乳牛を飼育するための土地や水・エサなど資源が必要ですが、植物性ミルクはそれほどの資源がいらないため環境への負荷が少ないことも注目されています。
一方でデメリットも…
◆牛乳に比べて値段が高い
◆砂糖や甘味が足されているものがある
◆販売するお店が限られている
値段が高い&買える店が限定されることで、日常使いをするにはハードルがあります。牛乳の値段を基準にするとどうしても高いなぁ…って思いますよね 笑
ヘルシー志向も高まっている昨今、このあたりがクリアになればもう少し一般的に広がりそうです。
牛乳・豆乳・オーツミルクの栄養素を比較
牛乳・豆乳といろいろ比較してみました。
まずは、ミルクの色。
比べてみると違うものですね!(自分で驚く 笑)
もちろん製品によっても多少の差はあると思いますが、牛乳は白、豆乳は黄色よりの白、オーツミルクは淡いピンクベージュといった感じでしょうか。
続いては、カロリーなどの栄養成分。
商品名& 100mlの 栄養成分 |
牛乳 (北海道乳業 産地直送牛乳) |
豆乳 (マルサンアイ 無調整豆乳) |
オーツミルク (マイナー フィギュアズ) |
---|---|---|---|
エネルギー | 69kcal | 51kcal | 60kcal |
たんぱく質 | 3.4g | 4.2g | 0.4g |
脂質 | 4.0g | 3.0g | 2.0g |
炭水化物 | 4.8g | 1.9g | 10.2g |
食塩相当量 | 0.1g | 0g | 0.1g |
カルシウム | 115g | 13g | 数値は非公表 (牛乳と同程度配合) |
原材料名 | 生乳100% | 大豆(カナダ産) |
有機オーツ麦、有機植物油脂、 食塩、炭酸K |
カロリーは牛乳よりオーツミルクが若干低いですが、実は豆乳が一番低いんですね。
オーツミルクは脂質が少なめで、炭水化物が多め。数値には出ていませんが炭水化物には「食物繊維」も含まれており、オーツミルクは食物繊維をとりたい方にオススメです。
マイナーフィギュアズ オーツミルクの特徴
コーヒーブランドが作ったこだわりのミルク
「マイナーフィギュアズ」はイギリス・ロンドンとオーストラリア・メルボルンに拠点を置く、コーヒー専門ブランド。
そのブランドが“コーヒーに合うミルク”として開発したのがこの「オーツミルク」です。
オーガニックで砂糖不使用。
オーツ麦の香ばしさと自然な甘みが感じられるミルクは、コーヒーの特徴を妨げず、むしろその良さを際立たせてくれるとバリスタたちから絶大な支持を得ています。
このオーツミルクをコーヒーに入れると砂糖を入れなくとも甘さが出ること、また程よいクリーミーさでラテアートも注ぎやすいそう!
自然な甘みと香ばしさ!クセがなく飲みやすい
コーヒーに合うミルク、ということですが そのまま飲むと…
オーツ麦の香ばしさと自然な甘みが広がります。アーモンドミルクなどと違って牛乳に近い濃厚さとクリーミーさがあるのが特徴です。
クセもなくゴクゴク飲めておいしい!
子どものおやつにも良さそうです。
マイナーフィギュアズ オーツミルクは紅茶にも合う?
カフェラテやカフェオレなど、コーヒーに合わせるミルクとしてバリスタが絶賛している「マイナーフィギュアズ オーツミルク」。
コーヒーに合うなら
紅茶にも合うはず!
と考えるのが紅茶好きの思考回路です(私だけ??)。
あの「スターバックス」でもソイミルクやアーモンドミルクと並んでカスタマイズにオーツミルクが選択肢として仲間入りしていますし、どんな味か気になる…
ということで、試してみました!
①ミルクティー(ヨークシャーティー)
ミルクティーにはアッサムなど濃厚な紅茶が合います。紅茶の色「水色(すいしょく)」も濃い赤褐色だとミルクを入れた時にキレイなブラウンに!
今回選んだのは、イギリスで愛される紅茶「ヨークシャーティー」。
深く赤い水色の紅茶はストレートで飲んでも香り・コク・甘さが存分に感じられますが、ミルクを入れるとグッと甘みが引き立ち、濃くまろやかで満足感のある1杯に!
私はイギリス人が普段から良く飲むという3種類の紅茶
★ヨークシャーティー(Yorkshire tea)
★テトリー(Tetley)
★ピージーチップス(PG tips)
の中で気に入ったヨークシャーティーを愛飲しています。輸入品なので少しお値段は張りますが一度飲むとすごく美味しくてハマり、それ以来 朝はこのミルクティー!となりました 笑
飲み比べやそれぞれの特徴については、こちらの記事をご覧ください。
ヨークシャーティーのストレート(少し多め180~200ml)に、オーツミルクを40ml~50mlほど加えます。紅茶の温度が下がりすぎないように、常温のオーツミルクを入れるのがオススメ。
オーツミルクティーの味は…
オーツミルク特有の香ばしさと甘みが紅茶全体を包んでいる感じ!
ヨークシャーティーそのままでも甘みはありますが、さらに自然な甘さとコクがプラスされて優しいミルクティーになっています!
おいしいー!!(´ー`)♡
ほんのりピンク系のブラウンになるのもまた、可愛いです。
紅茶に合わせるミルク。
牛乳以外でも挑戦してみたけど、豆乳だと豆くささが気になる…アーモンドミルクだと水っぽくなって残念な感じ…
そう思っているあなたにぜひ試してもらいたい!
②チャイ(プラナチャイ)
煮出して作るミルクティー「チャイ」。
スパイス入りだとオーツミルクとの相性やいかに?
今回 選んだのはオーストラリア発の人気ブランド「プラナチャイ」。
- セイロン(スリランカ)産の茶葉
- 世界各国から厳選したスパイス
- オーストラリア産はちみつ
を使用した優しい口当たりと爽やかなスパイスが楽しめるチャイです。オシャレなカフェのメニューで見かけたという方も多いはず。
特徴や値段など 詳しくはプラナチャイについての記事をご覧ください。
プラナチャイ公式HPには「茶葉をミルクで煮込む」とあるのですが、茶葉の成分が乳たんぱくでコーティングされると最大限抽出できないと考え、私はいつも最初に水を沸騰させて茶葉を煮出し、そこにミルクを加えて作っています。
いつもは牛乳を入れますが、オーツミルクを100ml加えて…沸騰させずに紅茶と馴染ませたらチャイ完成!
気になる味は…?
プラナチャイ特有のハチミツの甘みにオーツミルクの甘みが加わって上手くマッチしています。
その相乗効果でチャイにコクが出てまろやかになり 飲みやすいー!
スパイスもほどよく主張していて、オーツミルクの香ばしさともケンカせずお互いにいいところが出ています。
オーツミルクチャイ
超オススメです(語彙力)
特にプラナチャイと「マイナーフィギュアズ オーツミルク」との相性もいいのかと。添加物や余計なものが入っていないもの同士で美味しさが際立つイメージです。セットで販売されているものもありますね。
オーツミルクの“自然な甘みとコク”を楽しもう!
コーヒーに合うように作られた「マイナーフィギュアズ オーツミルク」。
1本800円程度と少しお値段はしますが、そのまま飲んでも美味しいですし、紅茶に入れると自然な甘みとコクがプラスされることがわかりました。
特にプラナチャイとの相性が抜群!オーガニックに興味がある&健康志向のあなたにぜひ試して欲しいと思います。
手軽に美味しい「ミルクティー」を楽しみたい方はこちら↓の記事もよろしければご覧ください!
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ではまた!