大阪でブランチやアフタヌーンティー。その選択肢にぜひ加えて頂きたいのが、堂島にある英国紅茶専門店「ロンドンティールーム」です!
専門店ならではの種類豊富な紅茶とイギリス風の食事メニューを楽しめるお店…プライベート空間でちょっと優雅な時間を過ごせますよ(*´ω`*)/
《場所》大阪駅から徒歩6分のオフィス街
ロンドンティールーム本店があるのは、JR大阪駅や阪急&阪神梅田駅からも徒歩圏内の堂島。
大阪駅から続く地下街を通り、地下鉄四つ橋線「西梅田駅」に直結するドージマ地下センター(通称・ドーチカ)の C69出口を出てすぐです。
お店は四ツ橋筋という大きな通りに面したビルの地下にあります。
車や人が行き交う喧騒の中、少しらせん状になった階段の両側にはイギリスらしい写真や雑誌のコラージュが!
眺めながら1段ずつ降りていくたびに、イギリス気分が盛り上がります!(∩´∀`)∩
《店内》半個室のプライベート空間でゆったり!
入口のドアを開けると、目の前にはずらりとイギリスらしさを感じさせるアイテムがお出迎えです。
こだわりの紅茶は缶入りの茶葉からお手軽ティーバッグまで。お店オリジナルデザインのティーカップや茶こし付きマグもあります。
また、アンティークのオブジェやレアなデザインのティーポットも飾られているだけかと思いきや、購入可能!何だかアンティークショップに来たような気分で、じっくり見入ってしまいました(;・∀・)!
店内席は、半個室に区切られたプライベートが確保できるステキな空間!
席にすわると目に飛び込んでくるのは、額に入れて飾られたイギリスの風景写真や絵画、雑誌記事、ポスターの数々。しかもブースごとに趣向が違っていて、面白いんです!
全ての席を見たわけではないのですが、同じものは飾っていないのでは??と思うほど1つ1つをこだわって配置されているように感じました。
こちらは1~2人で楽しめるこじんまりとした席。
テーマは…ビートルズ!!激アツです!!(∩´∀`)∩
この日、私が訪れたのは午前9時半すぎ~11時頃でしたが、照明が少し薄暗いため、日中でもロンドンの老舗パブにいるような独特の雰囲気があります。
階段沿いの席は天候と時間によっては日光が差し込むかな…?といった感じ( ´ ▽ ` )
《紅茶》圧巻の品揃え&オリジナルブレンド
英国紅茶専門店なので、とにかく紅茶(茶葉・銘柄)の種類が豊富です。
- インド・スリランカ・ケニア・中国など主要産地の紅茶
- アイスティー
- ロイヤルミルクティーなど煮込みタイプの紅茶
- フレーバーティー
詳細は割愛しますが、これだけで既に26種類あります( ゚Д゚)!
こちらでは煮込みタイプの紅茶をstewed teaと表現されていますね。
ロイヤルミルクティーはstewed teaの一番上にありますが、日本生まれのメニューです(/・ω・)/
そして注目が、ロンドンティールーム独自のブレンドティーです。産地ごとの茶葉の特徴を活かしたブレンドは、イギリスで飲まれている代表的なミルクティーを再現していたり、毎日飲んでも飽きのこない味に仕上げていたり…。ネーミングからもイギリスらしさを感じる、興味深い内容になっています。
うーん、正直 全部飲み比べてみたいです 笑
そこはさすがの名店。おかわりとして2杯目に注文する飲み物は通常価格の半額になるという嬉しいサービスがあります。もちろん、1杯目と別のドリンクでもOK!モーニングは対象外となりますが、2杯目半額サービスを上手に利用して色んなメニューを試してみるのもアリです!
お店で飲んだものが気に入ったら茶葉を買うこともできますし、楽天市場でもロンドンティールームのネットショップがあるので、そちらでも購入可能です!
【楽天市場】紅茶専門店ロンドンティールーム|紅茶 ロイヤルミルクティー ティーポット:ロンドンティールーム[トップページ] (rakuten.co.jp)
紅茶以外では、ココア・コーヒー・レモネード・レモンスカッシュなどがあります。お子さんや紅茶が苦手な方でもご一緒できますね(´ω`*)
《料理》多彩なメニューで紅茶を楽しめる!
時間帯ごとに様々な食事メニューが楽しめるのが魅力!
- 7:00~11:30のモーニングはトーストやサンドイッチ
- 8:00~14:00にはボリュームのある「ブランチ」
- 11:00~14:00のランチはビーフシチューやスープ
- 17:00~20:00まではハンバーグ、ナポリタン、焼きカレー
そしてケーキやスコーンなどは基本的にはいつでも頂けます。
今回、私が注文したのは「ブランチ(税込1300円)」。
バターがきいたふわふわのスクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン、軽く焼いたイングリッシュマフィン(もしくはトースト)、サラダ、そして紅茶がついたボリューミーな朝食セットです。
紅茶は3~4種類の中から選べるとのことで、私は毎日飲んでも飽きの来ない飲みやすいミルクティー向き紅茶「クイーンマリー・ティー」をチョイス!
シルバーのティーポットから熱々の紅茶を注いでストレートで頂くと……わりとインパクトのあるキリっとした渋みとコクのある甘みが口いっぱいに広がります(*´ω`*)
インド・アッサム茶葉にセイロン(スリランカ)のハイグロウン(高地栽培)茶葉をブレンド…とあるので、おそらくウヴァでしょうか。
ミルクを入れて飲むと…甘みがグッと増して最高です!!
ミルクもピッチャーになみなみと入っていたので、好きなだけ入れられます(イギリスではミルクたっぷり入れますからねw)。
ボリュームのあるブランチとともに、たっぷり2.5杯分、美味しく頂きました( *´艸`)
また、ロンドンティールームにはイギリスらしさを感じられる「スペシャルメニュー」もあります!
伝統的なイギリスの朝食と本格的なアフタヌーンティーセット!!
イングリッシュブレックファーストは前日までの予約制ですが、イギリスの陶磁器ブランド「ミントン」のカップアンドソーサーやプレートで、イギリスらしさ満点の朝食が頂ける…。これは他店でもなかなか見られないメニューだと思います。私も事前に予約して体験したかったなあ~!( ;∀;)
アフタヌーンティーも、優雅な時間を過ごせる人気のメニュー。こちらは予約なしでもOK!こだわりのケーキ・スコーン・サンドイッチで、心ゆくまでおしゃべりと紅茶を楽しめます( *´艸`)
《注目ポイント》紅茶の世界&イギリス文化の入門に!
私が個人的に素晴らしい!と感じたのは、メニューブックの情報量です。
メニューの内容詳細はもちろんのこと、紅茶をあまり詳しく知らない方にも興味を持ってもらえるよう、イギリスの食文化や紅茶にまつわるエピソードがふんだんに盛り込まれています。
その中でも、これは!と思ったのが「紅茶は、むしろ脇役」という言葉。
おいしいものを美味しく頂くときに、紅茶が欠かせない。
そう!
そうなんですよね!!
紅茶はよく難しいものと思われがちですが、ボリュームたっぷりの朝食、休憩でつまむビスケット、友人と楽しむスコーンやケーキ……おいしいものには美味しい紅茶を合わせたい。
朝の目覚めにはいつもの紅茶で!
このケーキにはこの紅茶が合うかな?
あの人と一緒に食事ならやっぱりこれ!
などなど…
人や食事の内容ありきで紅茶を「楽しむ」という考え方がイギリスに根付いているということを知ると、紅茶のある風景がとても自然でシンプル、そして豊かなものに感じられる…そんな風に思いました。
他にも紅茶の美味しい淹れ方やスコーンについてなど、メニューブックがさながら紅茶の入門書のようです。
この写真にもあるように、ロンドンティールームオリジナルの茶こし付きポットやマグ、ユニオンジャックがポイントのカップアンドソーサーは、とてもオシャレ(*'ω'*)!ついつい欲しくなってしまいます。
《まとめ》自分時間と食事・紅茶を満喫できるお店
店内はBGMもなく、とても落ち着いた空間です。女性客の話声は遠くで聴こえてはいたのですが、静かな時間が流れていたので、お客さんは少な目かなと思っていました。
ですが、お手洗いに向かおうと席を立って歩いたときに、自分以外にも見えた範囲で5~6ブースお客さんがいらっしゃったので、ビックリしました(いい意味で)!
おそらく、店員さんがなるべく離れた席へと誘導され、お客様のプライバシーや大切な時間を自由にゆっくり過ごしてほしい…という配慮あってのことだと思います。時間帯にもよるのでしょうが、大通りに面したお店と思えないほど居心地がいいです。
食事やスイーツ、そして美味しい紅茶との出会い。
人目を気にせず楽しめるロンドンティールーム、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか(*‘ω‘ *)
住所:〒530-0002 大阪市北区曽根崎新地2-1-23 JPR堂島ビルB1F
電話:06-6347-0107
営業時間:7:00~20:00
定休日:年中無休(年末年始を除く)
ホームページ:堂島本店|英国紅茶専門店ロンドンティールーム (london-tearoom.co.jp)
★80席あり、全席禁煙となります。
★現金、各種クレジットカード、電子マネーのほか、ICOCAやPiTaPaなど交通系ICカードでの支払いが可能です。
※情報は2021年12月時点のものです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
ではまた!