イギリスで人気の紅茶ブランド
「ヨークシャーティー」。
赤がアクセントになった緑豊かで牧歌的なパッケージが目印!
芳醇な香りと甘み&バランスのとれた味わいで、ストレートでもミルクティーにしても美味しい紅茶です。
イギリスではスーパーでお手頃価格で買うことができ、庶民にも愛されています。
このヨークシャーティーと肩を並べて人気なのが「ヨークシャー ゴールド」。
こちらは淡い紫のお花と黄金色の丘が描かれた 優しい色合い。
素朴なパッケージから想像がつかないくらい、ものすごく美味しい紅茶なのです!(ほめています 笑)
この記事では
- ヨークシャーゴールドの特徴
- ヨークシャーティー(赤)との違い
- 入れ方&オススメの飲み方
についてお伝えします。
先に結論を言うと、どちらも素晴らしい!
そしてすごく“繊細な”違いがありました!
水質に合う紅茶をブレンド!イギリス「ハロゲイド社」
ヨークシャーティーを作っているのが「テイラーズ・オブ・ハロゲイド」。
1886年、イギリス・ヨークシャー州のハロゲイドにて創業しました。
“鉱泉の町”として知られるハロゲイドの「水」を活かし、様々な水質に合うブレンドを追求した商品が支持されています。
赤パッケージは軟水向け、緑のパッケージはイギリスでメジャーな硬水向け。商品によって世界各地から仕入れた茶葉を絶妙にブレンドするこだわりが伺えます。
イギリスの紅茶市場でも多くの支持を集めており、スーパーなどで手軽に買えるほど庶民にも親しまれている紅茶です。
日本はほとんどの地域で軟水なので、赤いパッケージのヨークシャーティーがオススメ!
香りがしっかりしていてコクがありストレートで飲むのもいいのですが、ミルクティーにすると甘みと華やかさが増して最高です!
日本では取扱い店が少ないので、わたしはいつもネットショップで購入して愛飲しています。
「ヨークシャーゴールド」は最高ブレンド
ヨークシャーゴールドは、インドのアッサム、アフリカのケニアとルワンダの厳選した茶葉をブレンドして作られた「ヨークシャーティー」シリーズの最高ブレンドです。
ゴールドはパッケージも少し上品な印象!
箱の中には…
個包装されてない四角のティーバッグがそのまま入れられています。真ん中部分に切り込みが入っているので切り離して使いましょう。
イギリスのティーバッグなのでこのような包装はいたって普通なのですが、やはり気になるのは紅茶の劣化です。
紅茶も鮮度が大事なので 湿気などから守るため、私はジッパー付き袋に移してしっかりと空気をぬいて保存しています。
これで品質はある程度の期間、保つことができるはず!
さて、気になる茶葉について。
ヨークシャーゴールドに使われている茶葉のうち、インド・アッサムはコクがあり栗やさつまいものような甘みを感じるミルクティー向きの紅茶です。
では、アフリカのケニアって?ルワンダって?
紅茶の産地として馴染みの無い方も多いのではないでしょうか。
実は、アフリカ東部の国では紅茶栽培が盛んで、私たちが普段飲んでいるティーバッグにもアフリカ産の茶葉がよく使われているのです!
東アフリカの国々での紅茶栽培は、標高1500m以上の高地で行われているため、重大な病害虫が少ないのが利点。
20世紀初頭にお茶の栽培が始まって以来およそ100年もの間、無農薬栽培を基本にしています。
★ケニア
アフリカ最大の紅茶生産国。インドに次いで世界第二位の紅茶生産国となっている。リプトンイエローラベルのティーバッグはケニアやインドネシアの茶葉をブレンド。フレッシュさと香り、オレンジ色の鮮やかな水色が特徴。
※ひしわ紅茶(無農薬)もケニア産の茶葉!⇓
★ルワンダ
1960年代から輸出用に紅茶栽培を開始。コーヒーとともに主要輸出品として重要な役割を果たしている。短時間で濃く抽出できるCTC加工された茶葉が主流。
★マラウィ
アフリカ第二位の紅茶生産国。主にブレンド用として流通し、イギリスではイングリッシュブレックファスト用に多く使われている。
※アーマッドティーのイングリッシュブレックファストはケニア・マラウィの茶葉が使われています!記事はこちら⇓
それぞれの国・農園によっても味わいや特徴が違いますが、アフリカ産の紅茶をあえて総じてみると
- 渋みが少なくマイルドで飲みやすい
- 香りは強くなくスッキリとしている
- 茶葉によっては草原?大地?を思わせる味と香りのものもある
といったところでしょうか(あくまで個人的な見解です)。
インド・ケニア・ウガンダ…細かい茶葉の比率などは伺い知れませんが、ヨークシャーティーの“最高ブレンド”と称されている「自信作」なのは間違いない!
パッケージによると「ラグジュアリーブレンド」ですからね!
ヨークシャーゴールドの味・香り
ヨークシャーティー同様、4分ほど抽出してストレートティーを淹れました。
リプトンイエローラベルのティーバッグが1分で抽出なので、ヨークシャーティーが推奨する4〜5分は長めです。
長く待たないと紅茶が抽出できないわけではなく、そのくらいかけることで香りや味わいがベストになるのだと思います!
抽出したヨークシャーゴールドがこちら!
少しオレンジ色みがかった明るい赤褐色です。
香りがすごく良い!
ストレートでいただくと…
まろやかでほのかな甘みを感じます。香り豊かで少し爽やかさもあり、渋みも少なく飲みやすい一杯です。
でも、やはりイギリスでポピュラーな飲み方はミルクティー!
コクがあり渋みが和らいでまろやか、そしてしっかりと香りが感じられるミルクティーになります!軽やかなのに深みも感じます。
おいしいー!!
とはいえ濃すぎる感じもないのが、さすがヨークシャーゴールド!
ちょっと渋めの?抹茶マフィンと合わせてみました。焼き菓子と相性バッチリです!
もちろん、スコーンとも良く合います。
本当に美味しい!
ヨークシャーティーとの違いは?
そして一番気になるのが、ヨークシャーゴールドはヨークシャーティーとどう違うのか?というところ!
今回、同じカップ&同じ条件で淹れて比較してみました!
まずはストレート。
おおっ、パッと見て違いが分かりますね!
ヨークシャーゴールドの方が、
- 水色が明るい
- 香りが軽やか
- 味わいがまろやか
だと個人的には感じました。
さらに、ミルクティーにすると…
やはりヨークシャーゴールドの方が薄い色のミルクティーになりました。
ヨークシャーティーはこっくりとしたキャラメルブラウンの色合いで、ミルクティーとしては美味しそうに見えます。
比べてみると…
ヨークシャーゴールドの方が
- さわやかさが際立っている
- コクと旨みのバランスが絶妙
- 渋みが少なくまろやかでやわらかい印象
という風に私は感じました。
ヨークシャーティーの方が味にパンチがあるというか、香りも味も濃厚なイメージです。
しっかりと濃く華やかなヨークシャーティー
まろやかで爽やかなヨークシャーゴールド
どちらもイギリス流にミルクティーで飲むのが一番おいしい!
強いて言うなら私は…
ストレートは
ヨークシャーゴールド
ミルクティーは
ヨークシャーティー
というのが結論です!
紅茶は嗜好品なので感じ方もそれぞれ。
ぜひ、お好みで楽しんでみてください 笑
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
ではまた!